いよいよ最終回です。
さて、前回までにほぼ出来上がったアクアリウム。
ここからは水質とコケとの戦い。
毎日水を替えて、早く安全な水質に・・・と、いうことで、がんばってメンテナンスしていました。
そんなメンテナンスにはこういうものを使います。
アンモニア試薬
これはアンモニアの濃度を調べる検査薬。
どこまで正確なのかは定かではありませんが、しないよりマシでしょう。
と、いうわけでこれを水替えをしてしばらく時間をおいた後にやってました。
で、このチャートと比べるのですが、アンモニアが検出されないと一番上の黄色、チャートの下に行くにつれてアンモニア濃度が濃く、生体に影響があるのです。下の写真は水槽を作って1週間弱の時の写真。まだまだアンモニアは発生してますね〜。なので、一番上の黄色になるまでがんばって水替えです。
水質検査(その2)
これは、亜硝酸や硝酸、残留塩素などをチェックするヤツです。(写真は残留塩素をチェックするヤツ)
・・・と、こんな感じで約1週間ほど検査しながらようやく生体を水槽へ導入。そこから更にしばらくの間(しばらくというか、ずっと?)はコケとの戦いが始まるのでまず最初に導入されるのが、オトシンクルスとヤマトヌマエビ。この生体が発生したコケを食べてくれます。そして、更に1週間後を目安にサイアミーズフライングフォックスを導入。みんなコケをしっかり食べ尽くしてくれる生体ですが、コケを本格的に食べ出すのは、水槽(環境)に慣れてからだから、約1週間ほどしてからですね。
これがオトシンクルス。水槽に張り付いてコケを食べる姿はお客様にも人気です(笑)
コケのついたガラスに吸い付いて離れない。しかし、なんとも妙な姿です(笑)
ヤマトヌマエビ。とりあえずは,コケ対策には最強の生体ではないか?と思います。数日でコケだらけだった水槽が,物の見事にクリアーに。でも、これは別水槽に入れているヤツです(ブログに載せてる水槽内にいるはずですが、水草に隠れてたまにしか出てこないのです)
しかし・・・こいつ、ものすごく子供を産みます。。増え続けるのか?
サイアミーズフライングフォックス。こいつは今後5〜6cmまで大きくなります。
そして、ある程度水が安定してきたらいろんな生体を導入。
今、入っているのは、上記の種類プラス、鯉ベタ(メス)、ダルメシアンモーリー、シルバーライヤーモーリー、アカヒレ、ゴールデンアカヒレ、ブラックネオンテトラ、ファイヤーテトラです。
そして、出来上がった水槽はこんな感じです。
この写真は水草をトリミング直後なのでピシッ!とそろってますが、これが約1週間ほどするといい感じに慣れてきます。しかし、この水草・・・ものすごい勢いで伸びてきて、一週間もすると魚たちが泳ぐスペース無くなるほど全面へ迫ってきます。なので、いつもガッツりショートカットにしてます(笑)
セオリーでは、後ろの水草を中央に向かい,ラウンドさせてトリミングするのですが、人工的すぎて好みじゃないのでフラットに。しかし、まん中を通っておくまで行き、裏で遊べるスペースを確保。出来るだけ自然に近いであろう姿へ近づけたい・・・のですが、なかなか難しいのがこのアクアリウム。自然の姿を実際に見てないので、想像でしか頭に浮かびません・・・なんせ、水に入るときは海だけだし、おまけに板に乗って波に乗るときだけなので水面しか見ず、水中を見るときは波に巻かれてる時なのでそれどころじゃないんです・・・(笑)
そして、最初に植栽したときの水草からすれば、こんなに違いが出るんですよね。
↓が植栽直後の水草
ちなみに、約一週間でこれだけの水草をトリミングしてます。しかしまだまだ伸び続ける水草・・・恐るべし生命力ですね。
いつか、ちょうどいい頃の写真が撮れたらアップしますね。
ちなみに、こちらはうちのスタッフの鯉ベタのベータくん。最近水槽をリセットしたので、今水草も伸びてる途中。一度病気で死にかけたけど、必死で治療して今ではこんなにでっかくなりました。ちなみにベタって海外では「ペットフィッシュ」といわれるくらい、人になつく魚らしいです。こいつも水槽の奥にいても、目が合えばピクッとしてこっちへ勢いよく泳いでくる様は何とも可愛いです(笑)
写真左の人工の葉っぱ・・・これはベータのベットです(今、ヤマトヌマエビにベットを取られてちょっと怒ってます・笑)
・・・と、いうわけで3回に分けて書きましたが、なんか大変そうでしょ?ネイチャーアクアリウムって・・(笑)でも、奥が深い分、楽しんでやっています。
これから、どんどん水槽を育てて、さらにキレイな癒やしの空間を作りますので、みなさまお楽しみに〜!
またいつか、その後の経過をお伝えしますね〜!
シリーズはこちらから
小さなネイチャーアクアリウム#1
小さなネイチャーアクアリウム#2