今日のブログは同業者向けの内容です。
本日、Newシザーが到着しました。
以前ブログで「シザーを研ぎに出します。そして・・・」と、「シザーを研ぎに出します・・・の、つづき」の続編。
今回のシザーは、最初にプロシザーズOKAWAでオーダーしたシザーほどはカスタマイズしていません。
*記事はこちら「オーダーシザー完成」
今、ブルームスベリーのHPのトップページに使っている写真のシザーが、最初にオーダーしたカスタムシザーです。
プロシザーズOKAWA HCJ58-X(5.8inch)
カスタマイズ
元が6インチだったものを、5.8インチにダウン。
本当は6インチでも問題ないとは思ったのですが、以前オーダーしたシザーよりもほんの少しだけ長いとドライカット時に使いやすそうだったので。
Jag
そして、今回のシザーもJag(笹刃&階段刃)です。
ウェット時では柔らかくカットができ、ドライ時には適度に逃がしながら落としたい箇所を的確に落としてくれるJag。これは本当に使ってみないとその良さがわからないと思います。
そんなJagの今回のハンドルは、3Dハンドルに決めました。手に持った感触はとても良いですね。しっくりきます。適度にシザーを振れるので、ドライカットにも最適でしょう。
Jagの使用感
感想は・・・やはり最高。これ、本当に良いシザーです。
前回つくったJagは少し短かったので、ドライカット時には正直なところ「あとちょっと長い方がよかったかな・・・?」って思ったりすることもあったけど、これはちょうど良い長さ。
そして、このハンドルはとても手になじむ。
これには本当にびっくりするほど。3Dハンドルって今まで何丁か使ったことありますが、別次元の扱いやすさ。ブラントでもストロークでも指に吸い付くような感じ。
そして、笹刃はブラントカット時に毛束が逃げそうで逃げない、さらに威力を発揮するストローク時の扱いやすさ・・・何とも不思議な感覚。
本当にすばらしいですよ、プロシザーズOKAWAのシザー達。とても考えてつくってあります。
使わないシザーは?
と、いうわけでまた新しい仲間が増えましたが・・・そうなると、使わないシザーが出るんじゃないか?って?
うん、出ます。それも、たくさん・・・(笑)
しかし、それはメインシザーを研ぎに出した時に代わりに使うので問題ありません。
似たような用途、そして似たような長さのシザーを揃えているので。
でも、1丁で済ませようと思えば、全然問題なく1丁で済むんですがね・・・特に、今回のこの5.8インチのJagがあればまったく問題なさそう(笑)
何丁ものシザーは、希望のスタイルや髪質(太さ、クセ等)によって使い分けています。
板前さんやシェフもたくさんの包丁を用途によって使い分けますよね?それと同じです。(笑)
というわけで、またカットの時間が楽しくなる・・・そんなシザーのご紹介でした!
ちなみに、Jag試したい!という方、プロシザーズOKAWAの大川社長にお願いすれば、サンプルを出してくださるかもしれません。もしくは、近くの方だったらうちの店でも試していいですよ、いつでも歓迎いたします(笑)