ヘアビューザーの魅力

さて、今回のお題は以前紹介したドライヤー｢ヘアビューザー｣を使ってみて思った事です。

ヘアビューザーの効果

まず、ツヤ・・・これは本当に驚きのツヤ、そして手触りです。そして、髪が乾くのがとても早いですね。これは遠赤の効果でしょう。

特殊プログラミングされたセラミックから吹き出される風。これは今まで体験したことのない驚きの効果を発揮してくれます。そして、これは誰もが体感できるほどの効果。欲しい箇所にはボリュームを、そして抑えたい箇所は的確にボリュームダウン。

ぱさついたりうねったりする髪は、髪のタンパク質を取り囲む水和水構造が壊れタンパク質が形状変化を起こして髪の衰えとなって現れます。これは外部ストレスや加齢によって引き起こされる現象です。その状態にこのヘアビューザーの風を当てることにより、タンパク質と結合する水和水構造が綿密になり、髪の細胞は若々しさを取り戻す･･･という仕組み。

あれだけ艶を出しながら、ブロー後に髪を触るとしっかりと水分が残っていることがわかり、しなやかでしっとりと落ち着く。長年美容師をやってきて、こんなドライヤーは今まで使ったことがないですね。

ヘアビューザーの使用方法(夜)

ヘアビューザーを使ってみて、最初に使い始めたときよりもさらに効果的な使い方がわかってきたので、もう一度おさらい。

※夜のシャンプー後(朝シャンプー＆ブローされる方も同様)

１）まず、ドライヤー先端のノズルを外し、頭皮全体に冷風を３０秒〜１分ほどあてます。

※これは頭皮を引き締め、根元を立ち上がらせ、ヘアースタイルを長持ちさせる効果、そしてリフトアップの効果も期待できます。(このドライヤーの風は電磁波を発生しないため、冷風を直接肌に当てても大丈夫です。）

２）次に温風で髪全体(根本付近から)を乾かします。全体的に乾いてきたら、時々頭皮と根元に冷風をあてて引き締めます。

３）ある程度乾いてきたら、ドライヤー先端にノズルを装着し、ギザギザになった方をクシ代わりにして、髪を指でとかしながら(軽く指で引っ張りながら)ドライヤーの温風をあて、表面がなめらかになってきたら冷風に切り替えて風をあてながら手ぐしで整えていきます。

４）ブラシを使ったブローが出来る方はブラシを使い、整えながらブロー。ブラシが使えない人やクセが強い方は、（３）を髪全体に繰り返し行うか、ブラシ付きドライヤー(カールドライヤー？クルクルドライヤー？)でブロー。

５）ある程度ブローが終わったら、最後に髪全体を髪を指でとかしながら冷風+手ぐしで整えてください。(手触り、ツヤが増します)

※このヘアビューザーの冷風は顔やお肌に当たっても大丈夫。肌に冷風を当てるとキメ・潤いが増すします。そして、電磁波が出ないのでお肌にも安心してお使い頂けます。

ヘアビューザーの使用方法(朝)

１）基本的には朝のブローは冷風と手ぐしのみでOKです。(冷風+手ぐしのみで１ヶ月もすると、驚くほど髪の艶、しなやかさが出てきます)

その他のスタイリング

・寝癖直し

１）毛先がはねていたら、そのはねている毛束を指でつかみ、根元を軽く濡らします（M３や寝癖直しのスプレー等)

※軽くはねている程度であれば､何もつけなくても冷風ブローのみでも十分寝癖は直ります。

２）根元スプレー後、根元に温風、冷風を交互に当て、根元を真っ直ぐな状態にした後に軽くブラシでブロー。

・根元にボリュームを出したい

１）ボリュームを出したい箇所の根元(下方向から)を手で持ち上げ、温風を当て、その後同じように冷風を当てます。(ブラシが使える方はブラシを根元にいれて下さい)

・カールを出したい、無造作なヘアーにしたい

１）カールの場合はブローローション等をカールを出したい箇所にスプレー、指で毛先をクルクルと巻きながら温風(弱風)を当て、最後に冷風を長めに当てます。そして内側から指でほぐし、スタイリングしてください。

・無造作なヘアースタイル(くせ毛風など)を作りたい

１）M３やブローローションで軽く全体にスプレーします。

２）ボリュームを出したいところ、動きを出したいところに温風(弱風)を当てた後、手でギュッと握るような感じで形をつけていき、次に下方向から冷風(弱風）を当てて同じように髪を握りながらスタイリング。その後、全体の根元に温風+冷風の弱風を当てながらスタイリング。最後にワックス等で整えてください。

(冷風の弱風の出し方は、スイッチを温風の弱風モードの位置にして、スイッチ上部にあるボタンを押し続けると、弱風のまま段々冷たい風に変わってきます)

最大の効果は冷風にある

長々と書きましたが、こんなドライヤー今までみたことないですね。。ブルームスベリーのお客様もかなり多くの方にご購入頂き使って頂いてますが、みなさん段々とツヤが出てきているような気がします。なんと言っても、このドライヤーの最大の武器は｢冷風｣。この冷風を使いこなすことで今まで体感したことのない髪の質感を手に入れることが出来ます。

とは言っても･･･いきなり｢このドライヤーいいですよ!買って下さい!｣って事は言いません(笑)ただ、今お使いのドライヤーが壊れたり、異常に熱く感じるようになってきたとき、買い換え時の候補の一つにしてみてください。使い続けることで、想像以上の効果がでることは間違いありませんから。

驚きのツヤ

ちなみに、こちらのお客様の髪はパーマでウェーブがかかったスタイルなんですが、ヘアビューザーで真っ直ぐにブローしてみました。これだけロングで毛先までしっかりと水分を含みつつ仕上げた髪はどの部分もツヤツヤなのがわかりますよね。ちなみに、モデルになってくださったお客様･･･４８歳・・・同年代の方はどれだけこのドライヤーの威力があるのかおわかりと思います。普通のドライヤーでは、まずこの艶は出ないですからね。