ここ最近、天神のビルの壁面やディスプレイによく使われているグリーンウォール。
これは天神だけというわけではなく、日本中いや世界中で空間を演出する手段として様々なグリーンウォールで彩られています。そんなグリーンウォールを見る度に「いつか作ってみたいな〜」って思う日が続き、やっと時間が出来たので作ってみました。
出典:http://archi-blog.weebly.com/design-studio/category/all/10
出典:http://www.hituji.jp/comret/info/tokyo/ota/crann-terrace-kugahara/images/028
とはいっても、まずは材料をどのようにして集めればいいのかさえわからず、ネットをずっと見続けてどうにか案が浮かびました。何も壁面いっぱいに作ることはない、全紙サイズの額縁で作れば良いんだ・・・と、いう結論に。
*全紙サイズとは:http://www.sizekensaku.com/picture/zen.html
まず、使う素材は・・・フェイクグリーン。そう、造花。なぜ本物のグリーンを使わないかというと・・・壁面だと水を流したりなんだかんだでメンテナンスできるが、額縁の中に作るとなるとこれまた大変なメンテナンス作業に追われることに。
しかし、ただフェイクというだけじゃつまらないので、第一弾は光触媒、第二弾はUDDという、ちゃんと空気を浄化してくれる加工を施すことで、本物のグリーンにも劣らない役割を担っていただこうという考えで制作開始。
ただ、フェイクとはいっても、ある意味本物よりも高くなってしまう可能性があったので、考えたあげく「IKEA」へフェイクグリーンを探しに行くところからスタート。
そして、あの迷路のようなIKEAをグルグル回りながらやっと見つけました・・・フェイクグリーン。
見つけたフェイクグリーンを10数個買い、その他必要になりそうなものをいくつか購入。しかし・・・なんとこのフェイクグリーンは一個・・・200円前後(笑)ネットで探すと気に入った葉っぱ数枚で1000円弱だったので、このコスパは魅力的です。(出来が違うのはわかってますが・・・ま、試しってことで・笑)
さて、ここからはいよいよ制作開始。
まずは、額縁を用意します。全紙サイズなので、結構大きめです。
そして、この額に鉢底ネットを貼りました。これは接着に使うピタガン(ホットボンド)の食いつきをよくするためです。
専用の接着スティックはとりあえず100本ほど用意。
これと安いタッカー(ホッチキスの大きなヤツ)で止めていきます。(ピントが合ってないが気にせずに・笑)
まずは、簡単に並べてみる・・・しかし、余計わからなくなってしまったが、気にせず先に進もう(笑)
しかし、今まで一度も作ったことがないのでどうやって作ったらいいのかさえわからずしばらく考えてましたが、とりあえずやってみよう!って事でフェイクグリーンを分解する作業からスタート。
あっさり分解できたが、このままじゃ高さが出すぎると判断し、全部カットすることに。それも、この半分にカットした状態からさらに横に三等分にカット。
そして、カットしたフェイクグリーンを並べてみて本格的にスタート。カットしちゃったので、もう後戻りできません・・・(笑)
作りながら分解しながらの作業を繰り返し、ある程度のレイアウトを決める。
しかし、私はフラワーアーティストじゃないので、何が何だかわからずとりあえずまん中だけ作ってみて・・・
その後、バランスを見ながらある程度の配置を決定。しかし、この時点でまったくわからなくなる事態に陥る(笑)
もう、何が何だかまったくわからない感じになったけど、ここから先は一気に作り上げたので、写真撮り忘れました・・・っていうか、写真撮ることが頭の中にまったくありませんでした(笑)
しかし、タッカーで止めていくと、裏に針がむき出しに・・・そりゃそうよね、でっかいホッチキスなんだから・・・これは後で対策を考えます。(苦笑)
で・・・やっと完成。
第一弾の出来上がりがこんな感じに。
うん、はじめて作ったにしてはなかなかキレイに出来た気がします。よくを言えば、数鉢あれば完璧だったかな?と。
しかし、ないものはないって事で、ある物で隙間を埋め作っていきました。
しかし、これは・・・美容室ではなく、事務所のディスプレイのために制作したものなので、あと数日以内にご来店されたお客様以外は目にすることはないのです・・・ごめんなさいね(苦笑)
しかし、美容室用もちゃんとデザインは考えているので(単色のシンプルなデザイン)、近いうちにお披露目できるはずですのでお楽しみに!
そして、これが裏面・・・見えないとこほど美しく・・・が、基本。大型の段ボールがあったので、それをサイズに合わせてカット。これでチクチクしません(笑)
ちなみに、こちらが分解後、残った鉢の残骸。。。形は変わったけど、ちゃんと活用されてるのでこのフェイクグリーンを作ってくださった方々、安心してくださいね・・・すべて無駄にはしませんので(苦笑)
では、第2弾が出来たらまたお披露目します!