こんにちは!
10月にシザーをオーダーしてたのですが、それが本日手元に届きました!!
綺麗にそして安全に梱包されて到着!そして中には桐箱に入ったお宝が。。
箱に押された刻印もこれまた期待が高まるいい感じの刻印です。
いつもこの開ける瞬間が一番楽しみで、ある意味緊張します(笑)
そして、中に入っていたのはこれ・・・
おーーー!ついにやってきました!!!
プロシザースOKAWA SG60-Xをベースにオーダーしたシザーです!
カスタムしてもらった箇所は2箇所、長さとハンドルです。
ラインナップでは6インチだった長さを、5.75インチにサイズダウン、そして3Dハンドルをカスタマイズしていただきました。
特にハンドルはプロシザースOKAWAさんにかなり無理を聞いていただいたのではないか・・・と。
多分、職人さんからも「おいおい、変なオーダーは承けないよ〜」って言われたのではないかと思います・・・(苦笑)
プロシザースOKAWA SG-Xシリーズのハンドルもまったく問題なくすごく使いやすい形状なのですが、ほぼ同じ形状の(多分実物を手に取るとまったく違うんでしょうが)似たような長さのシザーを持っているため、ハンドルをカスタマイズ。
ベースとなった今まで使ってたシザーのハンドルは、すごく使いやすい形状だけど、長さがあと少しだけ長ければよかったかな〜・・・っていうのを持っていたので、それをベースに。
あとはプロシザースOKAWAの職人さんの腕を信じようと思い、最初に1〜2度メールやお電話で打ち合わせだけして全てお任せ。
要望は、こんな感じでした。
大まかに自分のカット時のスタイル(姿勢)を説明した後、親指の腹の部分が当たる所を少しだけ幅広に、そしてリング全体を少しすり鉢状にしていただき、小指がけを少し幅広に、数ミリだけ短く、そしてオフセット(手前にずらす)してもらう。・・・です。
ブラントカットのときに、楽な姿勢で無駄な力を入れずにカットがしたい・・が、主な理由ですね。
ブラントカットの姿勢でシザーをかまえたとき、素直におさまるポジション、そして小指を指掛けに乗せたときに、楽に乗せられ、しかも邪魔にならない大きさ、指がけを幅広にしてもらった意味は通常のサイズだとクセでどうしても小指で手前に引いてしまい、それを戻すために又押し出すような力を加えなくてはならない。それを無意識で繰り返していました。
そうなると余計な力が加わりどうしても疲れが早くなる。
だから、乗せるだけで楽にカット出来る形状を探していました。
そして最後にあらゆる角度でカットするとき、薬指と親指に負担が少ないようにすり鉢状に。
この形状により、ストロークの時の動きでも指に負担がかからず、なおかつスムーズに動くので取りだしたパネルやブロックに対して素直にシザーが入っていくので髪を無理に削ることなく、傷めずにカットしていくことが出来るのではないか?と思いました。
初めてオーダーする会社で、そんな簡単な説明でいいのか?って感じでしょうが、一度お借りしたシザーがあまりにも強烈に印象に残っていたので
下手に口出しするよりも、後は職人さんにお任せする方がいいだろう・・・と。
サーフボードもそうですが、いつもオーダーするときはある程度希望だけ説明し、後は全てシェイパーにお任せ。
素人がゴチャゴチャいつまでも口出しするより、よっぽどいいモノが出来上がる。
私たちはカットをするプロ。しかし、シザーを作るプロではありません。
いつまでも口出ししてると、とてもバランスの悪い、妙に使いづらいシザーが出来てくることは間違いありません。
話はそれましたが・・・
出来上がってきたシザーを手に取り、初めに思ったこと・・・
ベースとなったシザーよりも握りやすく、バランスがいい!・・でした。
ブラントカットを主に考えてのオーダーでしたが、ストローク、チョップ、エフェクト・・・全て取り回しがすごくし易い!
そして、微粒子粉末ハイス鋼の最高の切れ味。
髪に余計な力を加えずとも、どのような角度でも素直に「スッ」と切り落としてくれる、理想的な切れ味です。
そう、切ると言うより「ストンッ」と落とす感じ。
今まで使っていたシザーとは明らかに違いますね。
これは素材だけの違いなのか、それとも職人さんの腕なのか・・・多分両方ですね・・・本当にすばらしい切れ味です。
これだけ気持ちよく切れるので、まったく力を加えずカットが出来、おまけに好みのポジションでカットが出来るので最高です!
長年やってきて、本当の意味で理想のシザーが手に入りました。
そして先ほど、お礼のメールを出そうと思ってたのですが、やはりこのお礼は直接がいいと思い、お電話で直接プロシザースOKAWAの大川社長にお礼を言いました。
又、次も必ずお願いしたいですね。
そして、今度はプロシザースOKAWAのラインナップにあるシザーをそのままの形で持っておきたいし、使ってみようと思います。
って言うか、元々のラインナップにあるシザー・・・どれもシンプルで本当にかっこいいんですよ!
全てにおいて計算し尽くされている感じがします。
(じゃ、そのまま使えよっ!って?今回だけは特別です・笑)
もし、ご興味ある方は是非プロシザースOKAWAのラインナップをご覧下さい。
無駄な物、そして無駄なラインを全て排除して創り上げたシザー達は
本当の意味で一生ものの「プロのためのツール」ですよ。